ひろきちのブログ

読書の備忘録として活用しています。

運転者

 

運転者 未来を変える過去からの使者

運転者 未来を変える過去からの使者

 

 目的

・久しぶりに小説が読みたくなり、評価が高い=面白だろうということだけで読んだ。

 

内容

主人公修一は保険会社で働く40代後半?の男性。ネガティブ思考の修一が、不思議なタクシーに乗り、運転者を通じて人生の意味、目標をみつける物語。

「運」「プラス思考」「今の自分の存在意義」、本当に生きる意味を考えさせられる1冊。

 

感想

読んで良かった。小生も30代後半となり、シンクロニシティをよく感じるようになった。今回も同様のものを感じた。というより、自分の考えが深掘りできた程の発見があった。深掘りできたのがよく口にする「他者貢献」である。「他者貢献」についてこれまでは、文字通りのままで、それ以上意味は考えてはいなかったことに気が付かされた。

どういうことかと言うと、「他者貢献」とは「運」を溜める行為であり、溜めた「運」は自分のためではなく、次世代のために託すことである。このように考えると、本当に他者(=次世代)のために考動ができるなるように感じる。

「運」をポイントカードのように溜めていき、貯まったポイントは是非次世代にバトンタッチしたいものである。

シンクロポイントは他にもある。主人公が松山市で出会った、ギター弾き青年の話。その青年は、「強くなるためには痛みが必要」、苦しい思いが自分を成長させてくれるのを知っている。これは、現在は過去の積み重ねによりできており、今している考動が将来を作るというものと同様である。

 

このように最近は、シンクロポイントが増えてきた。つまりそれだけ年を重ね経験が増えてきたということなのか。その経験のみで物事を判断するのではなく、今後もあらゆる価値観があることを理解しつつ、多くの出会いを楽しみたい。

 

岡田さんは面白いと思えないことでも、それが『面白い』と思っている人がそこにいるんですよね。じゃあ、『何が楽しいだろう』って興味をもることはできるじゃないですか。

 

アクションプラン

  • 他者貢献2.0
  • 上機嫌
  • 相手が面白いと感じているものに興味を持つ