ひろきちのブログ

読書の備忘録として活用しています。

心が強くなる言葉

 

心が強くなる言葉 (East Press Business)

心が強くなる言葉 (East Press Business)

 

 

目的

生き抜く上で大切なのは情熱。情熱を伝播するため、逆境や困難にも負けない、強い自分を作るヒントを得たい。

考動するための自分自身の価値観と、成功者価値観との方向性を客観的に確認したい。

 

内容

中村天風氏は、1876年東京都生まれ。波乱万丈の人生。学生時代は、正当防衛ではあるが柔道での相手を刺殺。その後、日露戦争での軍事探偵。人斬り天風。コサック兵に囚われて、銃殺系直前までいく。肺結核から、人生を探す旅へ。帰国後は実業家となり、銀行の頭取になる。講演中に閃き、統一哲医学会を創設。

その思想には、松下幸之助稲盛和夫大谷翔平などがいる。

 

このような中村天風氏が講演などで話をした、「心が強くなる言葉」を記した1冊。

「心」「生」「楽」「積極」の4章構成で、生きる上で大切な信念を与える本。

 

気づき・感想

中村天風氏のことを知ってみたいと、頭の片隅にあったものの、実際に触れるのは今回が初めてであった。あらゆる経験をしているからこそ、たどり着いた境地を感じる。その境地とは、全てのことに感謝する心構え。楽しく、ポジティブ、積極的。この心構えを言葉にする。

ビジョンを描き目指すことは、考動の基準ができ、やるべきこと、やらないことが見えてくる。達成ゴールは自己実現ではなく、他者貢献。人のために役に立つのが、自分自身の存在価値である。

困難、失敗などネガティブな事象さえ成長機会と捉え、積極的に情熱を持って取り組んでいきたい。

 

アクションプラン

  • ネガティブな感情を感じた時には、客観的に自分を見つめ、ポジティブ思考に切り替える
  • ビジョンを描く
  • 消極的な言葉を口にしない