ひろきちのブログ

読書の備忘録として活用しています。

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

 

目的

PJで人材戦略のパートを担当することとなった。人材で問題になっていたのが働きがいの低下。次世代の価値観を知ることで、働きがいを上げ、よりよい企業にしていくためのヒントを得たい。

内容

“乾けない世代”のモチベーションを考察する1冊。乾けない世代とは、生まれた時からないものが無い世代。これに対して、これまでの世代を“乾いている世代”と定義。この2つの世代間には価値観の大きな違いがあることを理解する必要がある。

  1. 「乾けない世代」は、上の世代に比べ、「達成」や「快楽」よりも「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」に意味を置く世代。この世代だからこそ作れる「新しい価値」がある
  2. その「新しい価値」は、自分だけの「好き」や「歪み」から生まれやすい
  3. 「自分だけの世界の見方」を発信すると、それが他の人にとって「新しい世界の見方」になったり、既存のモノに新しい意味を与えたりする

「乾けない世代」と「乾いている世代」お互いがお互いが知り、「乾けない世代」が持つ新たな価値感、モチベーションを正しく理解し、取り扱うことこそが、この世の中を動かす、最大の武器になっていく。

 

感想

これからの社会を創っていく次世代は、これまでのような価値観と明らかに違うことは日常で分かってはいた。本書を通じて改めて、違いが明文化されたように感じる。私たちとは幸福のカタチが違うのである。まずはそれをキチンと理解すること。そして、その価値観を受け入れ、自分の価値観を押し付けないこと。ある意味これもダイバシティーか。これまでとこれからが混ざり合うことで、新しい価値が生まれる可能性があるだろう。新しい価値観が生まれる信じて、積極的に若者と混ざり合おう!!

 

アクションプラン・気づき

  • 偏愛こそが人間の価値になる時代。好きなことをやり続けることこそが最大の競争力となる。相手の潜在的な欲求を見つけ出して、体験をプロデュースしていくのが、これからの仕事。
  • インサイト(=新しい視点)が重要視され、仕事と遊びの境目があやふやとなった今では、なるべく「公私混同」で取組んだ方が効果的
  • これからの仕事で大事なのは、自分にとって得意なことで、いかに相手にとって「有ることが難しいこと」を探し当て続けるか

運転者

 

運転者 未来を変える過去からの使者

運転者 未来を変える過去からの使者

 

 目的

・久しぶりに小説が読みたくなり、評価が高い=面白だろうということだけで読んだ。

 

内容

主人公修一は保険会社で働く40代後半?の男性。ネガティブ思考の修一が、不思議なタクシーに乗り、運転者を通じて人生の意味、目標をみつける物語。

「運」「プラス思考」「今の自分の存在意義」、本当に生きる意味を考えさせられる1冊。

 

感想

読んで良かった。小生も30代後半となり、シンクロニシティをよく感じるようになった。今回も同様のものを感じた。というより、自分の考えが深掘りできた程の発見があった。深掘りできたのがよく口にする「他者貢献」である。「他者貢献」についてこれまでは、文字通りのままで、それ以上意味は考えてはいなかったことに気が付かされた。

どういうことかと言うと、「他者貢献」とは「運」を溜める行為であり、溜めた「運」は自分のためではなく、次世代のために託すことである。このように考えると、本当に他者(=次世代)のために考動ができるなるように感じる。

「運」をポイントカードのように溜めていき、貯まったポイントは是非次世代にバトンタッチしたいものである。

シンクロポイントは他にもある。主人公が松山市で出会った、ギター弾き青年の話。その青年は、「強くなるためには痛みが必要」、苦しい思いが自分を成長させてくれるのを知っている。これは、現在は過去の積み重ねによりできており、今している考動が将来を作るというものと同様である。

 

このように最近は、シンクロポイントが増えてきた。つまりそれだけ年を重ね経験が増えてきたということなのか。その経験のみで物事を判断するのではなく、今後もあらゆる価値観があることを理解しつつ、多くの出会いを楽しみたい。

 

岡田さんは面白いと思えないことでも、それが『面白い』と思っている人がそこにいるんですよね。じゃあ、『何が楽しいだろう』って興味をもることはできるじゃないですか。

 

アクションプラン

  • 他者貢献2.0
  • 上機嫌
  • 相手が面白いと感じているものに興味を持つ

目からウロコのコーチング

 

目的

・マコなり社長のおすすめ本

・これからの社会で必要なスキルの一つであるコーチング。コーチングを知ることで、対お客さん、対内部での対話を円滑に行いたい。

 

内容

部下を船で例えると、目的の島(=目標)、エンジンや機器(=能力、行動力)、追い風(=周囲のサポート)、時化や逆風(=目標を阻む障害)、錨(=恐れ)。部下という船が出向するとき上司は、「恐れ」という錨を上げる決断の助けをする。話を聴き、部下の心に勇気と安心を生み、「君は一人じゃない」というメッセージを発信。これがコーチング。答えはその人の中にある。

 

感想

Iメッセージ、答えはその人に中にある、スポーツでのコーチ、最後まで話を聴くなどなど、まさに目からウロコ的な気づきが多かった。ページ数が多く、読むのに苦労はしたがプラスとなるものが多かった。

アクションプランの継続によりコーチングスキルを習得していきたい

 

アクションプラン

  • 顧客を扱うよに部下を扱う
  • 愛から生まれた「相手軸」で発想
  • Iメッセージ。「今ここで」の自分の気持ちにフォーカスし、それを伝える。YOUメッセージ×

 

心が強くなる言葉

 

心が強くなる言葉 (East Press Business)

心が強くなる言葉 (East Press Business)

 

 

目的

生き抜く上で大切なのは情熱。情熱を伝播するため、逆境や困難にも負けない、強い自分を作るヒントを得たい。

考動するための自分自身の価値観と、成功者価値観との方向性を客観的に確認したい。

 

内容

中村天風氏は、1876年東京都生まれ。波乱万丈の人生。学生時代は、正当防衛ではあるが柔道での相手を刺殺。その後、日露戦争での軍事探偵。人斬り天風。コサック兵に囚われて、銃殺系直前までいく。肺結核から、人生を探す旅へ。帰国後は実業家となり、銀行の頭取になる。講演中に閃き、統一哲医学会を創設。

その思想には、松下幸之助稲盛和夫大谷翔平などがいる。

 

このような中村天風氏が講演などで話をした、「心が強くなる言葉」を記した1冊。

「心」「生」「楽」「積極」の4章構成で、生きる上で大切な信念を与える本。

 

気づき・感想

中村天風氏のことを知ってみたいと、頭の片隅にあったものの、実際に触れるのは今回が初めてであった。あらゆる経験をしているからこそ、たどり着いた境地を感じる。その境地とは、全てのことに感謝する心構え。楽しく、ポジティブ、積極的。この心構えを言葉にする。

ビジョンを描き目指すことは、考動の基準ができ、やるべきこと、やらないことが見えてくる。達成ゴールは自己実現ではなく、他者貢献。人のために役に立つのが、自分自身の存在価値である。

困難、失敗などネガティブな事象さえ成長機会と捉え、積極的に情熱を持って取り組んでいきたい。

 

アクションプラン

  • ネガティブな感情を感じた時には、客観的に自分を見つめ、ポジティブ思考に切り替える
  • ビジョンを描く
  • 消極的な言葉を口にしない

 

 

「自分を操る 超集中力」を読んで

 

自分を操る超集中力

自分を操る超集中力

 

 

目的

時間を最大限に活かすために重要なのは集中力。やること、やりたいこと盛りだくさんの毎日の中で、アウトプットを量産していきたい。

 

内容

集中力は筋力のようにトレーニングにより、鍛えることができる。集中力を構造化していく。

<まとめ>

  • 集中力の高め方は、「①ウィルパワーを増やす」「②ウィルパワーを節約する」の2通りしかない
  • 最大の成果は、短時間の集中によって手に入る。
  • 「判断」や「迷い」が無くなる分、集中力は高まる。
  • 無意識に秘められたパワーは大きい
  • 集中を妨げる「幻想の疲れ」を打ち砕け
  • スマホや不要なモノから離れるほど、集中力は高まる
  • 目的に応じて自分だけの「集中ルーム」を持っておこう
  • 時間をかけずに、その場で集中できる方法が「姿勢」
  • まずは15分に一度、立ち上がることから始めよう
  • ウィルパワーは、良質な糖分で増幅される
  • 「低GI+ナッツ」を食べて、持続する集中力を生みだそう
  • 感情の特性を知って、喜怒哀楽すべての感情を集中力に変換しよう
  • 面倒なことで悩まないためには、仕組に働いてもらおう
  • 即時判断の習慣が、ウィルパワーを溜めてくれる
  • 運動は脳のリセットボタン。脳が鍛えられ、おまけに疲れにくい体質に変わる
  • 瞑想を習慣にすると、1日に好循環が生まれる
  • 脳がデトックスされ、ポジティブな感情が持続する
  • 成功者ほど、よく眠ている
  • 疲れを持ち越さないために、22時~2時は休息しよう
  • 目は脳につながる大切な器官
  • 疲れる前に視覚を5分閉ざして、集中力を取り戻そう
  • 集中力は手でつくるもの
  • 負の感情を書いて、プレッシャーに勝てる脳をつくろう
  • 起きてから2時間が生産性のピーク
  • 朝は誰にも邪魔されず、人生のタスクと向き合おう
  • 人間の体になじみやすい「25分+5分サイクル」で成果を積み上げよう
  • 自分なりの「90分+20分」の波をつかめたとき、集中力は最大化される
  • 大切な「1番」以外は手をつけない。限られたウィルパワーを1点に集中投下せよ
  • 1週間の「余白の時間」、1日の「怠けタイム」。捨てたはずの時間が、集中力を高めてくれる

 

メモ

無意識の行動に「はっ」と気づき、改めるという行動をくり返せばくり返すほどウィルパワーを鍛えることができる

 

多すぎる選択肢は、ウィルパワーを人間から奪い、結局、決断できなくなるのです

 

ウィルパワーが一定以下になると、どうなるかというと、このジャムの実験で明らかになったように「先延ばし」をしてしまうのです

 

だから決断はすぐに下したほうがいい。即決できる仕組みをつくったほうがいい

 

あらかじめ時間を短く区切り、「もうちょっとやりたかった」「もう少しやれたかな」というところで仕事や勉強を打ち切ってしまう方法

 

人は目的や目標があり、それが具体的であればあるほど、行動が積極的になっていきます

 

仕事力=集中力×時間

 

記録するだけで行動が変わるケースは、さまざまな実験によって立証されています

 

①紙に「明日やるべきこと」を6つ、メモする。②その6項目を重要だと思われる順に、1、2、3、4、5、6と番号を振る。③翌日、このメモの順番に従って仕事を進める。④もし全部できなかったら、悔やむことなく忘れる。⑤その後、明日のための6つの項目を新しくメモする。⑥1~5を丁寧にくり返す

 

選択と集中によって、本当に大事なことのみ全力を尽くす。それ以外のことは、やらない、あるいは、誰かにやってもらう。それにより迷いを消し、行動につなげる

 

感想

読んで良かった。集中力は自分の中でも興味あるテーマ。なぜなら最近、集中力が足りないと感じることが多々あるから。糖分の低下、小さいけれど意思決定の連続などが影響していたのだと思う。

45分集中サイクルは取り入れたりなどしていたが、45分経過後は、別のタスクに取りかかっていた。シングルタスクで取組んでいこう。

ウィルパワー、仕組化

 

アクションプラン

  • トップスピードで「すぐ没頭できる」自分に変わる→姿勢、ブドウ糖と低GI
  • アイビー・リーメソッド→大切なこと以外やらない
  • 仕事力=集中力×時間

 

 

運送業3冊を読んだ記録

 

 

 

 

 目的

運送業に関わる機会をいただいたことから、その業種の勘所などをインプットする。

 

感想

これだ!という新たな気づきはなかった。しかしながら、失敗をしていない企業などの共通点を再確認できた。

  • 変化できること
  • 時間は有限
  • 顧客提供価値 モノ× ベネフィット◎
  • できない理由探しからの脱却
  • 人のお役に立つ。他者貢献
  • 相手の大事にしているものを好きになること
  • 情熱は共感を呼ぶ
  • 実行すること。新しいことに挑戦すること
  • 行動だけが現実を変える

アクションプラン

  • 相手の価値の最大化を常に考え行動する。情熱=相手の価値の最大化を常に考えの部分
  • まずはやってみる
  • 他者貢献

 

「学校では、教えてくれない。読んだら忘れない!超スゴイ読書術~」を読んで

 

 目的

効果的な読書術を研究していた今日この頃。

自分自身の読書方法のブラッシュアップを図りたい

 

内容

重要なのは、本を読む準備。準備段階でその本を読む目的を明確化し、読書後どうなりたいかをイメージする。

 

感想

読書を目的とはせず、読書後のアクションプランを実践していくことでの習慣化を目的としたい。

そのためには、「まずはやってみる」を自分自身への課題として取り組んでいく。

本書はさくっと読め、読書方法を見つめなおさせてくれた。

 

アクションプラン

  • 読書目的の明確化

  →読む前に、目的や読書後どうなりたいかを文字にする

  • アクションプランの設定