ひろきちのブログ

読書の備忘録として活用しています。

「マンガでわかる 非常識な成功法則」を読んで

 #読書メモ

 

マンガでわかる 非常識な成功法則

マンガでわかる 非常識な成功法則

 

 目的

  • マンガでわかるシリーズで、さくっと読むのを探していた。
  • 神田氏の本は読んでみたいと思っていた。

この2点が重なったことから読んだもの。非常識とは何かを知ることで、自分の思考の幅を広げていく。

 

内容

表紙の女性(34歳WEBデザイナー)は、日々の仕事や職場の人間関係、将来への不安など、悶々としたものを感じている。そのような彼女が「非常識な成功法則」に出会い、自らの目標を段階的に下記の8個の習慣をクリアしていく。

 

8個の習慣

1.やりたくないことを見つける

  • 目標は紙に書くと成功する
  • 「やりたくないこと」の明確化
  • 「やりたいこと」の明確化

        ⇩

  • 自分のミッション

2.自分にかける催眠術

  • SMARTの原則に基づき、短期目標を書く

  S 具体的である 

  M 計測ができる 

  A 同意している 

  R 現実的である 

  T 期限が明確である 

  • 目標を毎晩10個書く

3.自分に都合のいい肩書を持つ

4.非常識的情報獲得術

5.殿様バッタのセールス

6.お金を溺愛する

7.決断は、思い切らない

 四つの箱で考える。①現在の悪い面②将来の悪い面③現在のいい面④将来のいい面

8.成功のダークサイドを知る

 光と影の話。おごらないための3つの教え

 ①完璧を目指さないこと

 ②家族を大事にすること

 ③稼いだお金を有効に使うこと

 

感想

「書く」ことにより現実化するのだろう。最近このような主張をよく見聞きする。にもかかわらず、実践していない自分。まずは行動。行動することで、反応が出る、その反応を次の行動に活かしていく。これも最近聞いたPDRだ。

書く=考えること、と捉えている自分にとって、書くことにこだわっていきたい。

色んなことを再確認させられた楽しい1冊。

 

アクションプラン

  • 「やりたくないこと」「やりたいこと」を明確化する
  • そのうえで、ビジョンを明文化
  • 目標を毎晩10個書く

 

 

マンガでわかる! 心理学超入門

#読書メモ 

 目的

今後必要とされるスキルの一つに心理学がある。その心理学の全体感を知るため、入門書かつマンガでさくっと確認したい。

 

46個の理論

3.上司のタイプを知る。PM理論 三隅ニ不二氏 PM、Pⅿ、pM、pm。

4.初頭効果

5.7つの記憶のテクニック

6.セルフモニタリング 空気を読む人、読めない人

7.好意の返報性

8.ランチョン・テクニック

9.単純接触の原理

10.ハロー効果

11.主張的反応 上手な仕事の断り方

12.カクテルパーティー効果 興味のあることは自然と聞いている

13.オープンポジション 手足に気持ちが表れる

14.非言語コミュニケーション

15.社会的比較理論 他人と比べることで自分の立場が分かる 上方比較と下方比較

16.ミラーリング 相手を真似して好感度アップ

17.同調実験 人は集団の圧力に弱い

18.敵意帰属バイアス キレやすい人の心理とは

19.イエスのメンタルセット 頼み事をきいてもらうには

20.インタビュー効果 メモをとるだけで好印象

21.叱り方のマナー 感情的にならない。理由を話す。手短に。キャラクターに触れない。他人と比較しすぎない。根に持たない。個別に叱る。

22.誤前提提示 相手に断る余地を与えない

23.片面提示・両面提示 デメリットも説明して信頼アップ

24.文脈効果 プライベートな話題から商談へ

25.自己開示 打ち明け話で仲良くなる 

26.接触理論 心にも免疫がある

27.ドア・イン・ザ・フェイス 返報性の法則

28.親近効果 好印象には最後も肝心

29.クライマックス法/アンチ・クライマックス法 説明のやり方2種類

30.一目惚れ

31.ボッザードの法則 「近くの花」はきれいに見える

32.恋愛の相補性理論

33.ポール・ウィルソンの実験 肩書はとても大事

39.ルーティン

40.ヤーキーズ・ドットソンの法則 ある程度の緊張は仕事に不可欠

41.逆制止 不安や恐怖を取り除く方法

42.ペルソナ・ペインティング 「別人格」でイライラを受け流す

43.成功恐怖理論 恐れずに行動することが何より大事

44.アファメーション 潜在意識から成功に近づこう

45.自己効力感 ポジティブ志向で能力も上がる

46.課題の分離 自分の人生を生きよう

 

感想

心理学はやはり重要な学問である。なぜなら、日常生活やビジネスにおいて、あらゆるとこに、心理学のフックが存在している。心理学を知ることで、そのフックに気づき、自分自身の行動を客観的に感じることができるだろう。

 

アクションプラン

ミラーリング

・好意の返報性

・インタビュー効果

まんがでわかる 99%の人がしていない たった1%のコツ

#読書メモ

 

 

目的

自分自身の働き方とのギャップを見つけ、より生産性の高い仕事ができようにする。

 

 

サマリー

仕事のコツを、次の4つの分野で解説。1.報連相、2.コミュニケーション、3.チームワーク、4.会議。主人公の白石一美が35個のコツの習得により成長していくストーリー。

 

 

アクションプラン

  • 流れるように説明する
  • 自ら限界を作らない
  • 課題と懸念事項は分けて考える

 

感想・気づき

まんがでわるシリーズは本当にあっという間に、短時間で読めるにもかかわらず、一つ以上の気づきを与えてくれる。最近の読書はビジネス書中心の同類のテーマを読むのが多くなっている。筆者の主張には共通なものがある。例えば、「会議」では目的や終了条件の確認など。別々の本で、同じ主張をしていることは、重要であると言える。また、重要なことを何度も目にすることで私の記憶に定着し、行動ができるようになる。

 

コツ

1.自ら限界を作らない

2.自信があるようにふるまう

3.聞かれたことに答える

4.流れるように説明する

5.「とりあえず」ではなく、「まず」と言ってみる

6.エレベーターブリーフィングを実践する

7.コンプリ―テッドスタッフワークを追求する(次に進められるカタチまでに整理)

8.早め早めのチェックを受ける

9.メモは行動につながる。キーワードのみにする

10.オフィスでは真ん中を歩く

11.名前を覚える

12.相手のプロフィールに興味を持つ

13.すぐメールする

14.必要以上に摩擦を恐れない

15.自分の思考のクセを知る

16.簡単なことから習慣化する

17.チームの発展step「4つのH」を理解する

18.人には「動いていただく」もの

19.相手が大切にしているものを知る

20.情報は整理してから伝える

21.任せる勇気を持つ

22.手が届くフライ球は自分が捕る

23.「あいつ使えない」は敗北宣言と考える

24.最後は「やれることしかできない」と考える

25.会議の趣旨を明確にする

26.会議後のアクションはその場で決める

27.会議1/8の法則

28.シナリオを考え時間を区切る

29.ホワイトボードを使う

30.席順に配慮する

31.会議をコントールする

32.根回しをする

33.議事録は当日出す

34.課題と懸念事象は分けて考える

35.ピンチのときこそ教科書に立ち返る

マンガでわかる ファシル技術

#読書メモ

 

目的

今後会議が増えることが予想されており、決めごとも多くなる。その会議で私は、ファシリテーターの役割を担う必要が出てくる。ファシリテーターのアクションの再確認が目的。

 

サマリー

主人公三上さつきは介護施設に勤務。三上は、この施設で起こる問題をファシリテーションにより解決していく。問題は徐々に難しくなっていき、入居者である堤からの指導を受けながら成長をしていく。

16個のファシル技術を学ぶ。

 

アクションプラン

  • 三つの「間」。「空間」「時間」「人間」の実践
  • ホワイトボードをきちんと活用
  • TALAの実践。TALAの高速回転 TELL(話かける)→ASK(質問を投げかける)→LISTEN(耳を傾ける)→ANLYZE(分析する)

 

感想

マンガでわかるシリーズは、マンガであることから読みやすいにもかかわらず、エッセンスを凝縮しているため、気づきも多い。

アクションプラン以外にも次のような気づきを得られた。

 

ファシル技術

①三つの間を掴め

②相手をしるべし

③アイスブレイクを図れ

④ファシリやすい場を創れ

⑤自己開示で相手の心を開け

⑥打開策は会話の中にある

⑦思考のアルゴリズムを意識せよ

⑧TALAを高速回転させよ

⑨探索型ファシリをマスターせよ

氷山の全体像を明らかにしていく

⑩質問は相手が答えやすく工夫せよ

⑪ホワイトボードを使いこなせ

⑫一極集中ではなく多極集中

⑬ファシジャックに注意せよ

⑭場を掴め

⑮事実と意見を見極めろ

⑯解は現場にあり

コンサルを超える 問題解決と価値創造の全技法

#読書メモ

 

 

目的

問題解決はこれからの時代を生き抜くうえでの、必要不可欠なスキル。

自分自身のスキルにするための、新たな気づきを得たい。

 

サマリー

問題解決の方法から、その後の新たな価値(イノベーション)の見つけ方までを解説。

 

気づき

マッキンゼーとボスコンの違い

イノベーションフレームワークの枠を超えたとこにある

・課題がないとこに成長もない

・二軸がベスト

・北東を目指せ

・(マズロー自己実現の欲求の上位概念「自己超越の欲求」

 

アクションプラン

・WHY NOT YET? 「なぜ、まだそうなっていいないのか?」を解くため、組織の常識を疑う

・問題を成長の機会に変えることを意識しながら、課題を設定する

・伴走するコンサル

マンガでわかる 必ず伝わる!ロジカル会話術

#読書メモ

 

 

目的

最近の仕事は議論が多い。その中で自分の発言はきちんとロジカルかつ、相手に伝わる話し方になっているかを確認したい。あらたな気づきを得たい。

 

ハイライト

つまり、まとめると

   ↓↑

具体的には、例えば

「結理事結」=PREP

結論・理由・事例・結論

分けるは、分かる 

納得=論理+感情「そもそも」と「あえて」

無知を恐れず、未知を楽しめ

 

アクションプラン

  • 「そもそも」で構造的に考えていく

  •  

    「あえて」の発見

  •  

    無知を恐れず、未知を楽しむ

破天荒フェニックス オンデーズ再生物語

 

 

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目的

再生物語を通じて、組織や社員の意識をどのように導いていったのかを知ることで、リーダーシップの気づきを得たい。

 

概要

筆者の田中修司氏は、メガネ市場であれば世界NO1になれる可能性があるとの想いから、破綻寸前のメガネチェーン店「オンデーズ」を30歳の時に買収。買収後は、あらゆる危機がオンデーズを襲うものの、財務担当の奥野さんなどの意思を持った仲間と共に難局を乗り越え、成長していく。人、組織が成長していくのに必要なことなど学びは多い1冊

 

 

気づき 

愚痴や文句がこれだけ沢山でてくるっていうことは、ポジティブに捉えれば、少なくともまだ「オンデーズで働いていたい。だから良い方向に変わってほしい」という願いの裏返しだと思うんだよね。

  • 何ごとも前向き、ポジティブに。ポジティブであるからこそ、様々なことに気づけるのである。ムスッとしていたり、ネガティブな人には相談すらしたくない。
  • 二要因理論。愚痴などの不満から、いかに動機付け要因を発見するか。

 

「そう。いきなり『この会社を再生させるために、あと20億円の売上をあげましょう』って言われたって金額デカすぎて、皆んな思考停止になるだけだから、そんな言い方しても効果なんてない。20億円なんてきんがくをいきなり稼ぐための具体的なアイデアなんて浮かぶわけないだろう」「確かにそうですね。『今の時間、あともう1本だけ売れる方法を考えよう!』だったら、なんだか簡単にできそうな気がします」

  • バックキャスティング。未来の目標から、「今私は何をするのか」まで落とし込み、アクションにつなげる。現在の積み重ねが未来を作る。
  • 目標や、アクションを明確化することで、行動しやすく結果もすぐに分かる。ドーパミン効果が期待できる。

 

「そうか。わかったよ。全部理解できた。企業を健全に成長させていくために一番大事なことは、事業計画でも資金繰りでもなくて、まずは関わる人たちの目指すべき方向をちゃんと一つにすることだったということか。ハハハ。なんでそんな簡単なことに気がつかなかったんだろうな

僕は「任せる」ことと「ほったらかす」ことを完全に履き違えていただけだった 

  • ビジョンの明確化。みんなが共感できるビジョンを描くことで、ベクトルが同じ方向を向く。価値観は様々、しかし、ビジョンには共有。強い組織になるには、一人ひとりのWhy、目的などへのチャレンジが、ビジョン達成のための積み重ねであり、みんなを必要としていることをキチンと伝え、理解してもらうのが大切か。
  • これをどう仕組化していくは課題。挑戦に失敗はない。あるのは成功か成長だ。

 

別の避難所にいる避難者名簿の中から、家族全員の名前が、私の目に飛び込んできてくれたのよ!家族の無事をこの目でね、確認することができたの。あなたたちのおかげで、私は家族に会えるのよ!明日になればすぐに会いに行くことができるのよ!

  • 感動体験を共創。トキ消費。
  • 感動体験をすることで、お客さま、働く人、双方の絆が強くなる。この体験を創っていくことができる、情熱のある人材をどう育成するか。そこはビジョンなのかな。あと、体験の共有と着火してく人材の広がりか。 

 

オンデーズがお客さまに本当に売らなければいけないのは、安いメガネでもお洒落なメガネでもなく「メガネをかけて見えるようになった素晴らしい世界」だったのだ。 

  • 顧客提供価値。 では、地域金融機関の顧客提供価値とは。
  • 安心、成長、未来、などなど、今ではなくワクワクする未来を描き、そのワクワクを実現するために共に進んでいく。

 

 

 誇りとやりがいをもって仕事に専念できる環境がスタッフ皆んなのパフォーマンスを最大限に引き出していったのは間違いなかった。 

  • エンゲージメント。
  • 着火できる人材が多く、色んなとこで化学反応が起きる。誇り、やりがいは小さな成功体験の連続により生まれる。ここでいう成功とは、お客さまと感動を共創すること。この楽しみを少しでも多く味わいたい。そう思える人材を多くなると強い組織になる

 

僕はそれを見て、仕事の苦しみは成長によって洗い流すしかないのだと実感した。 

  • チャレンジに失敗はない。あるのは成功か成長しかない。
  • 何のためにチャレンジするのか。それは成長のため。例えば筋肉痛のように、痛みのあとに筋肉はつくのである。同じように、きついチャレンジや苦労があるからこそ、成長ができる。