ひろきちのブログ

読書の備忘録として活用しています。

図解 「マンガでわかる! 5W1H思考」

 

マンガでわかる! 5W1H思考

マンガでわかる! 5W1H思考

 

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目的

以前メモをしていた「Why-What-How」を目にした。意識の片隅に、「Why-What-How」が残っていたときに本書が目にし、この偶然を楽しみたい気持ちから読了。

 

ポイント

  • 5W1Hは最強の思考ツール。
  • シンプルなのに可能性が無限に広がる。
  • 5W1Hの効果は、①仕事も人生も変わる、②仕事の質が上がる、③アイデアの発想、④プレゼンスキルの向上。

 

内容

主人公のリエさんは、水族館の企画課で働く入社4年目の社員。自分の仕事に自信が持てない中、水族館に派遣されたコンサルの伴走のもと、5W1Hを活用することで、仕事に自信が持て成長していくストーリー。

 

まとめ

① 仕事も人生も変わる
  • 5W1Hで毎日の仕事が見違える
  • 難しいビジネスツールは不要
  • 日常業務からプレゼンまでOK
② 仕事の質が上がる
  • そもそも「何のために(=Why)?」
  • 5W1Hで仕事に抜け漏れなし
  • 「落とし込んで」「組み合わせて」自由自在

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③ アイデア発想
  • 「性能や価格以外」から発想しよう
  • ビジネスの成功事例を分析しよう
  • 大量のアイデアを出す訓練をしよう

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④ プレゼン
  • 相手を動かすためにも5W1H
  • 説明上手のWhy-What-How
  • 説得上手のWhy-Howと3W

 

アクションプラン

  • 5W1Hの視点で考える
  • 特にWHYを忘れずに
  • イデア発想の取り入れ

 

 

 

私の読書法

今回は私の読書法について深掘りしたいと思います。

2年前の自分に向けたメッセージとして書いていきます。

2年前の自分とは?

  • ただインプットするだけで満足
  • 全部読んでいた
  • 読書の目的があやふや
  • 1冊読むだけで、そのジャンルの全てが分かったと勘違い

このような感じでした。ここで言う本とは主に、ビジネス書などの自己啓発本を指します。

本を読むだけ、ましだったかもしれませんが、読書自体が目的となっていてその先を考えていませんでした。なぜこのようになっていたのか、それは知識量が圧倒的に少なく、急いで周りに追いつきたかったからです。当時の私は劣等感があるにもかかわらず、その劣等感を見せたくなく、さらに何でも知っているように思われたいというような、見栄の塊でした。

 

2年前の自分に教えてあげたいこと

目的の明確化

そんな2年前の自分に教えてあげたいです。読書するうえで大切なのが、本を読み始める前に、読書の目的を明確にすることです。

読書はなぜするのか、それは何かしらの課題があり、解決のためのヒントを得たいからです。読書前に、読書後の自分のイメージや、この本を通じてどんな気づきを得たいかなどの目的を明確にしてください。

すると、全部読む必要がないことに気が付きます。自分が得たい箇所だけ読めばオッケーなのです。目的を明確にしたうえでのHow toがこちらです。

 読書方法

① 前書きや、はじめにを読む

 →著者の言いたいこと(=結論)が記されていることが多い

② 後書きや、おわりにを読む

 →改めて筆者の言いたかったことが記されていることが多い

③ 自分が得たいものを確認

 →①、②をすることで、その本の言いたいことが見えてくる。

 →結論の中から自分は、どのようなこと(気づきや、解決策)を得たいかを確認

④ 目次を見る

 →自分が得たい箇所を読む

 

そして、同様のジャンルの本を数冊読んでください。そうすると、似ている箇所が出てきます。つまりその似ている箇所が本質だと言えます。

 

例えば、「嫌われる勇気」、「運転者」、これらの共通点は、“他者貢献”。「メモの魔力」、「推論の技術」、これらの共通点は“抽象化、アブダクション”。

このように本質に触れられると、自分自身の理解度もグッと上がります。

読書後にYouTubeで解説などを見ても、理解度は高まります。

 

アウトプット

ここまではインプットの話です。得た知識などを自分のもにするにはアウトプットが必須です。アウトプットなくして、成長はありません。読書後は必ずアクションプランを決め、アクションプランが実行できているかを定期的に確認してください。できていないのであれば、読書前の目的をもう一度確認するようにしてください。

 

シンクロニシティ

これまで書いてきた読書法を実践すれば、読書量をかなり増やすことができます。お金は大丈夫です。今は便利な世の中になっていて、kindle unlimitedというkindleのサブスクがあります。本当に読みたい本を手軽に次から次へと読むことが可能です。

 

読書量が増えて楽しくなることがあります。それがシンクロニシティです。

驚くぐらい、色んなとこで“この前インプットしたことだ!”ということが起きます。そのたびに、記憶が蘇り、自分の中で経験と紐づいてインプットしたことが活きるようになります。そうすると読書が楽しくなり、好循環ができあがります。

 

楽しい未来が待っているよ♪

頑張って読書を続けよう☆彡

 

図解 「40歳でGAFAの部長に転職した僕が20代で学んだ仕事に対する考え方」

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目的

VUCAの時代と言われるように、現在は変化のスピードが早く、不確実性な時代。このような時代を生き抜くために必要なのは、個のアップデートをし続けることである。“そもそも何をアップデートしていけばよいのか、不変的な基礎スキルとは何なのか?”を本書から気づきを得たい。

 

内容

現在GAFAの部長である作者寺澤氏が、20代の頃に上司のNさんから学んだ仕事に対する考え方などを対話形式で伝えていく。当時学んだスキルは現在でも色あせるものではなく、基礎となっているものばかり。しかしながら気づきが多い。そして読みやすい。これからの仕事を楽しいものにするためにも、年齢を問わず多くのビジネスパーソンに読んでもらいたい1冊。

 

「美味しいカレーの作るにはどうしたらいいと思う?」

この質問から本書はスタート。

“考えることを楽しいと感じることが仕事を始めるの1番大事なことだ”とあるように、まさに「考える」を深掘りする1冊である。

  • 考えるとは、高い視点から全体を見て、関連項目に要素分解すること。考えると思いつきは全然違う。思いつきで要素分解しても、抜け漏れが圧倒的に多くなる。

つまり、深く掘り下げる前に横に広く考える。

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抜け漏れの少ない要素分解のやり方(4つの思考フレーム)
  1. 水平思考
  2. 垂直思考
  3. 思考の高さを変える
  4. 時系列を変える

この思考フレームを「美味しいスパゲッティを食べる」で考えてみる。

1.水平思考

麺つながりから、「美味しいうどん、そば」で考えてみる

イタリアンつながりから、「美味しいピザ」を考えてみる

→ 別カテゴリの美味しい食べ方をスパゲッティにも応用できないかの視点

 

2.垂直思考

MECE

 材料の部分を大きく、MECEに分ける。例えば「麺、ソース、具材」

5W1H

 「何を?=どのような具材を?」「いつ?=茹で時間や食べる瞬間(朝・昼・晩) 

 「どこで?=雰囲気のいい場所とそうではない場所」

 

3.思考の高さを変える

「一流レストランのオーナーっはどう考えるだろう?」「一流の人はただ食事を提供するのではなく、雰囲気、食器、一緒に飲むお酒やドリンクとの調和などにも気を遣うんだろうな」

 

4.時系列を変える

「時間がたっても冷めないスパゲッティ」ってどうだろう?

 

1から4を行き来することで、本質に近づいていくのである。

ここまでを図解したのが次のスライド。

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このスライドをTwitterで投稿したところ、寺澤さんご本人から連絡が来た!

めっちゃテンションが上がりました!!!! 

 

気づき

悩むな、考えろ→悩んでいても仕事は進まない

悩むっていうのは現状、もしくは将来を悲観して嘆くことなんだよ。すでに現状起こったことで悩むならまだしも、まだ起こってもない将来のことに嘆くなんて時間の無駄だよ

悩むと考えるは同じようなニュアンスで捉えていて、これまで意識することはなかった。記載のとおり、悩むより手を動かせ。

私の場合手を動かすとは、書くこと。書くこととは考えること。そして今回のアップデートは、A3用紙に書くということと、要素分解すること。大きい用紙の方が、考えも広がること、分解とは分けて考えること、を本書から得た。

 

気づきは高度な教育

人に何かを伝える時、これくらいは言わなくても気づくだろうと考えるのは伝える側の過ち。自分の視点だけで考えないこと。

 

人に気づいて動いてもらうためには相当のインプットが必要。それだけ気づきというのは教育の中でも高度な分類に入ること

自分は分かるから、相手も分かるだろうでは乱暴。相手の不安を取り除いてあげる。不安を取り除くには、安心感が必要となる。その安心感を提供するには、コーチングスキルを始め、引き出しの多さ、つまり継続したインプットが重要。答えを教えるのは簡単であり、短期的には成果はでる。しかし、自分で気づき行動することこそ、本人の成長となり、長期的視点に立った人材育成といえる。長短のバランス。

 

目的によって行動が変わる

目的が変わると、その後の行動が変わること

 

何かを始める前には、しっかりと目的を確認すること

目的=Whyを忘れてはダメ。どうしてもHowに走ってしまいがちになる。Whyがなければ、手段が目的となり、方向性を見誤る可能性がある。WhyーWhatーHowの視点で確認を。

 

怒りでマネジメントをしない

怒っても出来ない人が出来るようになるわけではないこと

 

出来ない人の理由、意見に耳を傾けてあげること

 

なぜ出来ないかを明らかにして、解決策を見出してあげること

怒るとは、アドラーでいう“原因論”となる。怒りでマウントをとってもそれは一時的なもので長続きはしない。ということは、やはり目的論。Whyを再認識して、Howを一緒に考える。そうすると、自発的な行動につながる。そう信じたい。

 

アクションプラン

  • 水平思考、垂直思考、視座、時系列、この思考を習得
  • 考えるとは要素分解。A3用紙で実践
  • 目的論

 

 

図解!“メモの魔力”

 

 

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

メモの魔力 -The Magic of Memos- (NewsPicks Book)

 

 

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目的

自分の中で「考えること」とは、「書くこと」と定義している。その「書く」に関して、様々な人の考え方やHowに触れることで、自分自身の「考える=書く」のアップデートをしていきたい。今回は中でも、ベストセラーであるメモの魔力を再読。

 

内容

メモには二種類の機能がある。一つ目が「記録」。そして二つ目が「知的生産」。本書では「知的生産」にフォーカスし、前田氏の経験談を踏まえながら深掘りをしていく。

メモをすることで4つの魔力(=効果)が得られる。

  1. 日常をアイデアに転換
  2. イデアを生みだす
  3. 自己分析(=自分を知る)
  4. 夢は現実になる

本書のキーワードは「抽象化」であり、抽象化は、2.アイデアを生みだすの部分で活用する。

 

メモで向上する5つのスキル

 1.知的生産性 

  アイデアを生み出せる

 2.情報獲得の伝導率 

  情報を素通りしなくなる

 3.傾聴能力

  相手の「より深い話」を聞き出せる

 4.構造化能力

  話の骨組みが分かるようになる

 5.言語化能力

  曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる

 

How to メモ

そして上記のスキルアップができる、メモの方法が、

ファクト→抽象化→転用

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この方法で日常全てをアイデアに変えていく。

 

抽象化

抽象化は人間に与えられた最大の武器であり、What、How、Whyの3類型に分けられる。抽象化とは本質を考えることであり、抽象化により再現性、汎用性が生まれる。

「世の中でヒットしているもの」「自分の琴線に触れるもの」「顧客からの要望」「社会で起きている問題や課題」などをWhyで抽象化していく。

 

感想

 上記抽象化の後には、自己分析の部分に入っていく。とことん自分を知ることで価値観などが深掘りでき、人生を生きていく上でのコンパスが見つかるのには納得。改めて自分自身に向き合ってみたいと感じた。

 最近よく、見聞きするのが「抽象化」。「具体」と「抽象化」を行き来することで本質が見えてくる。そしてアナロジーにより転用する。このスキルはトレーニングにより鍛えらる。本書の中にあった、抽象化ゲームはぜひやっていきたい。

 書くことに向き合っている自分にとって気づきの多いおススメの1冊。

 

アクションプラン

  • ファクト→抽象→転用の実践。前田式ノート活用の採用
  • ビジョンの再構築
  • 書くを継続

超筋トレが最強のソリューションである 

 

 目的

前々から読んでみたいと思っていた1冊。私がよく見るユーチューバーも筋トレをよくしている。マコなり社長、マナブさん、ハック大学ペソさん、サラタメさんなどなど。私自身も40歳を前にして、体力を維持していきたいと考え、後押しをして欲しい。

 

内容

Testosteroneさんの筋トレ理論を、早稲田大学スポーツ科学を研究している久保さんが根拠だてていく1冊。一貫して筋トレの素晴らしさを常に訴えている。途中、実話をもとに筋トレにより問題解決ができたストーリーをマンガにしている。どのストーリーも筋トレをしたくなる話ばかりであり、必見。

 

感想

筋トレして悪いことなんて一つもないことに気が付く。筋トレはきつく、継続するのが大変。しかし、きついからこそ成長につながる。結果が見た目であり、体脂肪率である。そして、継続をしている自分に自信がつく。人生そのものだという感想。評価が高いのも納得。

 

アクションプラン・気づき

  • 体重と体脂肪率を毎日記録
  • 筋トレプログラムの決定
  • 筋トレとは人生である

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書

 

目的

PJで人材戦略のパートを担当することとなった。人材で問題になっていたのが働きがいの低下。次世代の価値観を知ることで、働きがいを上げ、よりよい企業にしていくためのヒントを得たい。

内容

“乾けない世代”のモチベーションを考察する1冊。乾けない世代とは、生まれた時からないものが無い世代。これに対して、これまでの世代を“乾いている世代”と定義。この2つの世代間には価値観の大きな違いがあることを理解する必要がある。

  1. 「乾けない世代」は、上の世代に比べ、「達成」や「快楽」よりも「意味合い」「良好な人間関係」「没頭」に意味を置く世代。この世代だからこそ作れる「新しい価値」がある
  2. その「新しい価値」は、自分だけの「好き」や「歪み」から生まれやすい
  3. 「自分だけの世界の見方」を発信すると、それが他の人にとって「新しい世界の見方」になったり、既存のモノに新しい意味を与えたりする

「乾けない世代」と「乾いている世代」お互いがお互いが知り、「乾けない世代」が持つ新たな価値感、モチベーションを正しく理解し、取り扱うことこそが、この世の中を動かす、最大の武器になっていく。

 

感想

これからの社会を創っていく次世代は、これまでのような価値観と明らかに違うことは日常で分かってはいた。本書を通じて改めて、違いが明文化されたように感じる。私たちとは幸福のカタチが違うのである。まずはそれをキチンと理解すること。そして、その価値観を受け入れ、自分の価値観を押し付けないこと。ある意味これもダイバシティーか。これまでとこれからが混ざり合うことで、新しい価値が生まれる可能性があるだろう。新しい価値観が生まれる信じて、積極的に若者と混ざり合おう!!

 

アクションプラン・気づき

  • 偏愛こそが人間の価値になる時代。好きなことをやり続けることこそが最大の競争力となる。相手の潜在的な欲求を見つけ出して、体験をプロデュースしていくのが、これからの仕事。
  • インサイト(=新しい視点)が重要視され、仕事と遊びの境目があやふやとなった今では、なるべく「公私混同」で取組んだ方が効果的
  • これからの仕事で大事なのは、自分にとって得意なことで、いかに相手にとって「有ることが難しいこと」を探し当て続けるか

運転者

 

運転者 未来を変える過去からの使者

運転者 未来を変える過去からの使者

 

 目的

・久しぶりに小説が読みたくなり、評価が高い=面白だろうということだけで読んだ。

 

内容

主人公修一は保険会社で働く40代後半?の男性。ネガティブ思考の修一が、不思議なタクシーに乗り、運転者を通じて人生の意味、目標をみつける物語。

「運」「プラス思考」「今の自分の存在意義」、本当に生きる意味を考えさせられる1冊。

 

感想

読んで良かった。小生も30代後半となり、シンクロニシティをよく感じるようになった。今回も同様のものを感じた。というより、自分の考えが深掘りできた程の発見があった。深掘りできたのがよく口にする「他者貢献」である。「他者貢献」についてこれまでは、文字通りのままで、それ以上意味は考えてはいなかったことに気が付かされた。

どういうことかと言うと、「他者貢献」とは「運」を溜める行為であり、溜めた「運」は自分のためではなく、次世代のために託すことである。このように考えると、本当に他者(=次世代)のために考動ができるなるように感じる。

「運」をポイントカードのように溜めていき、貯まったポイントは是非次世代にバトンタッチしたいものである。

シンクロポイントは他にもある。主人公が松山市で出会った、ギター弾き青年の話。その青年は、「強くなるためには痛みが必要」、苦しい思いが自分を成長させてくれるのを知っている。これは、現在は過去の積み重ねによりできており、今している考動が将来を作るというものと同様である。

 

このように最近は、シンクロポイントが増えてきた。つまりそれだけ年を重ね経験が増えてきたということなのか。その経験のみで物事を判断するのではなく、今後もあらゆる価値観があることを理解しつつ、多くの出会いを楽しみたい。

 

岡田さんは面白いと思えないことでも、それが『面白い』と思っている人がそこにいるんですよね。じゃあ、『何が楽しいだろう』って興味をもることはできるじゃないですか。

 

アクションプラン

  • 他者貢献2.0
  • 上機嫌
  • 相手が面白いと感じているものに興味を持つ